聖書:ローマ16:3-4
使徒パウロがローマ教会に送った手紙の中で最後の挨拶でプリスカとアクラのことを話します。プリスカが妻で、アクラが夫で二人は夫婦として、心を尽くして使徒パウロの福音伝道の働きに大きな力となりました。使徒パウロが彼らを何と評価していますか。
1. 同労者です(3節)
プリスカとアクラは使徒パウロと一緒に天幕を作る働きをしながら福音伝道の働き人として用いられました(使徒18:2,18、26)。彼らは使徒でもなくて、普通の信徒でありますが、使徒パウロの同労者の役割をしました。牧師や伝道師、宣教師でなくても牧師に協力して福音の同労者として用いられることが出来ます。
2. 犠牲をする人です(4節)
プリスカとアクラは使徒パウロのために自分たちの命の危険を冒してまでパウロの命を守りました。彼らは使徒パウロを崇めたわけではありませんし、烈々なファンでもありません。それは主なる神様を愛する心から兄弟を愛したためのものです(1ヨハネ3:16)。
3. 褒められる人です(4節)
使徒パウロがプリスカとアクラを考えれば先ず感謝する心がありました。それだけ彼らが貴重な信仰の人であり、信仰で行い、教会のために有益な働き人だったからです。もちろん、彼らの信仰を異邦人の全ての教会が知っていて、賞賛し、感謝したほどでした(使徒6:3-4)。
今日は鹿浜キリスト教会に派遣される方々、新しく選ばれる勧士と執事の方々がいます。彼らがプリスカとアクラのように主の働きに同労者になり、犠牲をし、褒められる姿にならなければなりません。それが主が喜ばれる信仰の姿であるからです。アーメン。
Comments