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2020.8.23 御言葉 : 神の恵みの故に

綾瀬東部教会

聖書:Ⅰコリント1:4-9


コリント教会は多くの問題と過ちを犯した教会です。しかし、良い面もありました。使徒パウロは手紙の中で彼らの良い面を言及しながら、いつも神に感謝していると書きました。それは主なる神様がくださった恵みに根拠している内容です。それを具体的に見ると、



1. すべてのことばと知識に豊かな者とされたことです(5-6節)

 これは真理の知識を正しく悟って信じたことです。6節にあるようにイエス・キリストに対する証、すなわち十字架と復活に対する正しい福音に基づいた信仰がありました(ローマ10:2-3)。家を建てるときも基礎工事をしっかりすることが大切であるように、信仰生活もイエス・キリストに対する基礎的な信仰がしっかりすることが大切です。それがなければ信仰の成長もできないからです(ピリピ3:8)。


2. イエス・キリストの再臨を待ち望んだことです(7-8節)

 約2千年前に来られたイエス様を信じて救いを受けた人は再び来られるイエス様も信じます。二つは分離できません。コリント教会の信徒たちはイエス様の福音を信じて、また再臨も信じてそれを待ち望みました。それは天を仰ぎ見るだけではなくて、主なる神様がくださった賜物を通して主に用いられることです(コリント12章)。再臨なさるイエス様の御前で責められるところのない者となろうとする態度です(8節、コロサイ1:21-22)。


3. 主イエス・キリストとの交わりに入れられたことです(9節)

 イエス様の福音を信じて救われたことがすでに得たことであるなら、イエス様の再臨はこれから起こることであります。ところが、それ以上に大切なのは現在イエス様とともに交わる生活です。イエス様との交わりは完全な愛の交わりです。その愛の交わりが私たちに喜びと満足と幸せをくれます(ローマ15:24)。そして、その交わりは信じる信徒たちの愛の交わりに繋がります(ピリピ1:3-6)。


 イエス様の福音に対する堅い信仰と、イエス様の再臨を待ち望む信仰、そしてイエス様との愛の交わりを通じての信徒同士の円滑な交わりができる信仰の生活、私たちもそのような信仰で歩みましょう。アーメン。

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