top of page
  • 綾瀬東部教会

御言葉『プリスカとアクラ』

更新日:2020年4月28日

聖書:ローマ16:3-4


使徒パウロがローマ教会に送った手紙の中で最後の挨拶でプリスカとアクラのことを話します。プリスカが妻で、アクラが夫で二人は夫婦として、心を尽くして使徒パウロの福音伝道の働きに大きな力となりました。使徒パウロが彼らを何と評価していますか。


1. 同労者です(3節)

プリスカとアクラは使徒パウロと一緒に天幕を作る働きをしながら福音伝道の働き人として用いられました(使徒18:2,18、26)。彼らは使徒でもなくて、普通の信徒でありますが、使徒パウロの同労者の役割をしました。牧師や伝道師、宣教師でなくても牧師に協力して福音の同労者として用いられることが出来ます。


2. 犠牲をする人です(4節)

プリスカとアクラは使徒パウロのために自分たちの命の危険を冒してまでパウロの命を守りました。彼らは使徒パウロを崇めたわけではありませんし、烈々なファンでもありません。それは主なる神様を愛する心から兄弟を愛したためのものです(1ヨハネ3:16)。


3. 褒められる人です(4節)

使徒パウロがプリスカとアクラを考えれば先ず感謝する心がありました。それだけ彼らが貴重な信仰の人であり、信仰で行い、教会のために有益な働き人だったからです。もちろん、彼らの信仰を異邦人の全ての教会が知っていて、賞賛し、感謝したほどでした(使徒6:3-4)。


今日は鹿浜キリスト教会に派遣される方々、新しく選ばれる勧士と執事の方々がいます。彼らがプリスカとアクラのように主の働きに同労者になり、犠牲をし、褒められる姿にならなければなりません。それが主が喜ばれる信仰の姿であるからです。アーメン。

閲覧数:79回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2021.08.30 メッセージ : デボラ

聖書:士師記4:1-10 題目:デボラ 本文はイスラエルの裁き司の時代に登場するデボラに関するみことばです。彼女を通じて私たちが学び悟べき信仰的な教訓は何でしょうか。 第一、 主なる神様は弱い者を用いられるということです(1-5節) デボラが登場した時代はイスラエルの民がカナンの王ヤビンからひどく圧迫された状況でした。そのためにイスラエルの民は主に助けを叫び求めました(1-3節)。主はその答えと

2021.08.22 メッセージ : 神が各々をお召しになった時のままの状態で歩むべきです

聖書:Ⅰコリント7:17-24 題目:神が各々をお召しになった時のままの状態で歩むべきです 使徒パウロはコリント7章で結婚と独身、そして離婚について教えています。しかし、その中間に全然異なる話をしているように見えるのが本文です。すなわち、割礼について、そして奴隷と自由人について話しています。しかし、文脈的に見ると、その内容も結婚と独身と離婚の問題と関連性があることが分かります。原理的に見ると同じ意

2021.07.18 メッセージ : 離婚について

聖書:Ⅰコリント7:10-16 題目:離婚について 世の中は離婚率が高くなっています。ところが、驚くことはクリスチャンもそのような世の流れに流されています。聖書で離婚を認めるのは二つの境遇です。まずは、不貞(不倫)の罪があったときと後は信仰が異なるために葛藤が生じたときです。もちろん、それ以外にも家庭内暴力や夫婦間の誓いを立てた義務を履行しないときにも離婚は考慮できるものです。しかし、信徒はどんな

記事: Blog2_Post
bottom of page